育成年代のケガ(スポーツ傷害・障害)について考える

こんにちは、羽村市と青梅市の境にある『えいと整骨院』の村木です。
当院は交通事故専門施術も行っています。

先日、講習会をさせていただいたので、改めて今日はこんな内容を。

とにかく現状はまだまだ

※今日はあえて厳しいことを言わせていただこうと思います※

育成年代のスポーツ現場にはまだまだ専門家を配置できるところが少なく、トレーニングや処置の仕方についてもまだまだ改善できるところはたくさんあると思います。

(というよりかは改善させないといけないと思っています)

サッカーにおいては
下半身(特に足首の捻挫)が多いのは、指導者の方も保護者の方もやはりイメージしやすいと思います。

例えば、足首の軽い捻挫でも骨折をしていることもあります。
「歩けてるから大丈夫でしょ!」というのは、何を理由に大丈夫なんでしょうか。

実際に当院でも足首の捻挫でご連絡いただいた場合は病院受診(精密検査)をしているかの確認は必ずします。

捻挫と骨折ではまったく施術の方法が変わってきますし、リハビリの期間なども変わってきますので、「足首捻っただけだから大丈夫!」とは思わないように注意してくださいね。

僕自身が小学生の頃からサッカーをしていますし
現在も青梅市サッカー協会の理事をしていることもあるので
サッカー少年少女の患者さんはとても多いですが

やはり足首の捻挫が一番多く、その次にオスグッドが多いです。

スポーツのケガには大きく分けて
傷害(ケガ)と障害(慢性的な炎症)に分かれていきます。

【傷害】
骨折・捻挫・打撲など
【障害】
オスグッド・シンスプリント・腰椎分離症など

傷害は気をつけていてもやはり起きてしまいますが

障害についてはアライメント(骨の配列)不良や
オーバーユース(使いすぎ)が原因であることが多く

リスクの軽減をさせていくことが可能です。

特に障害については、治りにくく慢性化していくことが多いので注意が必要です。

「あそこの病院はすぐに休ませる」
「あの治療院はすぐに休ませる」

こういう声を過去に聞いたことがありますが

休ませる理由があるから当然休ませるわけで
そこを無理に運動させたりすることが
症状をさらに悪化させてしまったり
遅延化していくことに繋がります。

当然休ませると言っても
その間にできることがあるので

うちではどのように過ごしたらよいのか?
どんなトレーニングはOKなのか?
どこまで練習に参加して良いのか?
など、説明をしていきますし

コーチにこういう風に伝えて!とか

提携チームであれば
僕から直接コーチや指導者の方にも
ケガの状況や復帰のタイミングなどの連絡を入れます。

専属でトレーナーや専門職がいないからこそ
できることがありますし

極端に言ってしまえば
『餅は餅屋』なわけです。

特に育成年代の障害は、その後にも大きく影響をする可能性があります。

何をするのか
ちゃんと見ていく必要がありますし
大人(指導者や保護者)が
子どものために何が最善なのかを考えないといけません。

近年、サッカーのチーム活動以外にも
サッカースクールに通うお子さんも多いです。

かなり身体は疲労している印象を受けます。


技術力や体力、戦術

どれも大切です。


しかし、

身体をちゃんと休ませる

ということもとても大切です。


1日練習すれば
子どもと言えども
身体に相当な負担が掛かっています。

チームに怪我人が多い場合は
何かを疑って見直した方が良い場合があります。


練習量が増えれば
ケアまでしっかりさせて
身体も休ませる。

(家に帰宅してからどのぐらいケアできているかなんて正直わかりませんから)

大人が責任をもって
子どもを救ってあげないといけません。


防げることは必ずあります。


そのスポーツを長く楽しんでもらうために

僕も誠心誠意

子どもたちのためにできることを
しっかりしていきたいと思います。


PS.今日は少し強めの発信だったかもしれません。
でも僕の想いは書けたのではないかと思います。
ほんの少しでも理解していただければ幸いです。


最近の投稿

ブログTOPページ

えいと整骨院へのアクセス方法

【住所】東京都羽村市小作台2-17-20 ドゥエリングエム 1F
【駐車場】専用2台
【駐輪場】あり
【キッズスペース】あり
【受付時間】午前 9:00〜12:00 午後 15:00〜20:00
 ※土曜日は17:30までとなります。
【新規の方の最終受付】午前 11:00まで 午後 19:00まで
【休日】水曜日・日曜日
 ※その他のお休みについては公式LINEにてご案内しております。
【電話】
042-533-4595
※施術中はお電話に出れないことがあります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!